ミャンマーの子供たちに文房具を-3

タバルワ小学校4度目の訪問です。

ミャンマーローカル企業との合弁会社Shinsampei Myanmer Co., Ltd.を設立して1年半となりました。 『日本の建築技術でミャンマーの発展に貢献する。』という理念で設立しましたが、まずは現地の文化や生活感を自分の目で見て感じたいと思い、ローカルの建設現場や建材市場、できるだけ観光客が訪れないところに出向いてリサーチしていました。

そんな中で訪れたタバルワ小学校は、日系企業の進出が始まった経済特区ティラワ工業団地の視察途中に立ち寄った場所でした。

カルチャーショックでした。
バナナの葉で造られた校舎、気温35度を超える中でも扇風機もありません。
私たちが持っている建築や省エネの技術を使う前に、まだまだやるべきことがたくさんあると感じたのです。

 

今回が4度目の訪問。

現地で調達したノート、鉛筆に加え、お取引している日本メーカー様から調達した消しゴムを持参して届けました。
毎回、こどもたちに平等に行き渡るように一人ひとりに手渡しです。
鉛筆5本、ノート5冊、消しゴム5個を受け取ったこどもたちの笑顔は、本当に透き通るように輝いています。

配り終え、先生方とお話ししていると、うれしい報告がありました。
現在の校舎の向かい側に、3階建ての新校舎を建設中なのだそうです。

もう雨季でも土間がぐちゃぐちゃにならなくてすみます。
今よりは良くなった環境でしかっり勉強して、急スピードで発展するミャンマーを支える立派な大人に育ってくれることを願います。
新校舎ができたらまた来ます。

扇風機は取り付けられているかな?
ついていなければ今度は扇風機を届けにこよう。
もちろん屋上に太陽光パネルをつけるよ。

そろそろ私たちの技術がお役に立てそうです。